独立起業の夢を掘り下げる - 失敗しないための8つのポイント/独立起業ヘルプ情報

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1.独立起業の夢を掘り下げる - 失敗しないための8つのポイント

スポーツや趣味など、何か新しい事を始める時には事前準備をします。独立起業についても全く同様です。この事前準備をしっかりしておくことが成功への必要条件となります。

スポーツならば自分の体調や身体能力を確認したり、道具を揃えたり、ルールを勉強したり、ネットで情報を収集したりしますが、独立起業の際にも、これだけはしておきたい準備項目があります。

【自分自身のたな卸しをする】

マーケティングの4Pで自分をたな卸しするマーケティングの世界には「4P」という言葉があります。これはProduct(商品)・Place(流通)・Price(価格)・Promotion(広告)の頭文字を取ったものです。

この4つのポイントを押さえることで、マーケティングが成功すると言われていますが、これから独立起業をする方は、自分自身をマーケティングの観点から見てみると良いでしょう。

4Pを自分に置き換えてProduct→キャリア・実績、Place→人脈、Price→評価、Promotion→コミュニティー・評判などとして考えてみるのです。

各項目ごとに挙げていくことで、自分自身が意識していないところに強みがあったり、強みだと思っていたことが実はそうではなかったりと、先入感で自分自身を限定してしまっていた部分が見えてくるかもしれません。

サラリーマンとして働いている時には「自分だからこれだけの売上げが上げられる」とか「お客様は自分を信頼して買ってくれる」などと、会社のブランドを過少評価し、自分自身を過大評価しがちです。

いざ創業となると、最初は看板やブランドは通用しません。頼れるのは自分自身の能力だけですので、自分の強み(得意なこと)弱み(苦手なこと)をしっかり把握して、方針や対策を立てておきましょう。


【ビジネスのルールを知る】

ゲームをするにもルールがあり、それを知らなければ偶然勝つことはあっても、ほとんどの場合は負けてしまいます。これからビジネスを始めようとする前にルールをよく知っておきましょう。

経営において基本的なルール、それは適正な利益を確保することです。「社会貢献」「誠意ある仕事をする」「顧客第一主義」などの言葉が思い浮かぶかもしれませんが、それはルールではありません。

ここで言う「適正な利益」とは限界利益(粗利益)のことで、売上げのことではありません。全ての事業経営は、この限界利益でまかなわれますので、この限界利益を稼ぎ出すことこそが事業経営における基本ルールです。

この限界利益の中から、さまざまな経費や自分自身の報酬、借入金の返済を負担しなければなりません。限界利益を稼がなければ経営が行き詰まりますので、「社会貢献」も「顧客第一主義」も絵に書いた餅になってしまいます。まずは適正な利益を確保することを考え、頭に刻んでおきましょう。

しかし、あまりにも限界利益をたくさん取ってしまう(限界利益率を高くする)と顧客離れが進みますので、バランスを取りながら適正な利益を確保することが事業における1番大切なルールです。


【業界を知る】

業界動向の下調べも重要創業後に苦労している点というあるアンケートに対して、業界の低迷という回答をした方が29%もいます。

それを承知で勝算を持ってその業界に進出するのなら良いのですが、いざ進出してみたらお先真っ暗というのでは目も当てられません。事前に業界情報を下調べしておきましょう。

情報の入手方法としては、その業界の先輩経営者から動向を聞いたり、税理士や公的機関が持っている業界情報、「TKC経営指標(BAST)」等があります。

業界全体でどの程度の売上げがあるのか、どれくらいの収益性があるのかなどは、業界情報を調べることで把握できます。

業界に将来性がない場合や、競合他社との競争が激しい場合は、その業界での独立起業をあきらめることも大切なことです。独立後に後悔しても始まりませんので、客観的視点を持って業界のことを知りましょう。


【顧客を知る】

顧客の傾向を知ることもとても大切です。特に最近では、顧客の志向が多様化しているので、そのニーズをつかんでおくことは自分自身の事業展開においてとても重要な指針となります。

自分の商品やサービスと、顧客のニーズとのズレがあれば、いくら品質にすぐれていても売れるはずがありません。全ての顧客を取り込もうと思っても無理ですので、まず顧客を絞り込み、そのターゲットに対して価値ある提案をすることが大切です。

ターゲットを間違うと事業は失敗してしまいます。自分が提供したい商品やサービスを求めている顧客を探すには、色々な方々から意見を聞くことがとても重要です。たくさんの人からの意見を聞き、自分の事業に合った顧客を探しましょう。


【資金を用意する】

まず大切なのは自己資金の用意ですが、最低限、当初事業に必要な資金の半分は確保しましょう。その努力ができないのなら、独立起業の計画を一度考え直してみた方が良いかもしれません。それぐらいの努力や我慢ができなくては、起業後の苦労にも耐えられない可能性が高いかもしれません。

また、ある程度の資金が用意できていないと、金融機関などからは、無計画で行き当たりばったりと思われても仕方がありません。

開業に必要な資金の半分、できれば、それにプラスして6ヶ月分くらいの生活費を確保しておくのが良いでしょう。

創業当初から儲かることはまれです。半年くらいは無報酬でも耐えられるくらいの資金を確保しておかなければ、事業存続もままならなくなります。

資金調達については、当初から金融機関は当てにならないと考えておく方が良いでしょう。国民生活金融公庫や行政機関の制度融資など、創業者に対する融資制度もありますが、それを当てにするにも開業必要資金の半分以上は自己資金を用意しましょう。

資金が足りないようなら、まずは親族からの援助を得る努力をし、返済についても1年間は待ってもらえるようにお願いするのがベターです。


独立起業に失敗しないための8つのポイント

1.夢を掘り下げる

2.理念や方向性を導き出す

3.夢をかなえるという強い意志を持つ

4.独自のアイデアを導き出す

5.商品やサービスに活かす

6.計画に落とし込む

7.PDCAサイクルを回す

8.顧客や業界に注意を払い経営改善をする



独立起業ヘルプもくじ
独立起業ヘルプTOP 独立起業の前に 失敗しない8つのポイント
事業構想とイメージ明確化 戦略の検討 情報収集とSWOT分析
創業計画(事業計画) 個人事業と会社組織 新会社法による会社組織
会社設立の流れ 独立起業に必要な届出 募集・採用のポイント
資金調達・融資 創業に対する支援 独立起業後について



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